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【積極的な言葉の習慣をつくる】 中村天風 [言葉]

こんにちは。


ほんとうの心の力

ほんとうの心の力

  • 作者: 中村 天風
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本



積極的な言葉の習慣をつくる

痛くてどうにもしようがない、といって、どうにかしようがあるか。

よく考えてごらん。つまらないことだ。

・・・・・

言っているそばから自分を傷つけ人を傷つけている。

気がつかないからいっているんだろう。

しかし、颯爽溌剌として人生の難路を輝かしく突破して進んでいこうとする者は、

どんな場合にも自分の言葉や自分の言語で消極的な表現をして、

そして自分の実在意識を通じて自分の生命を損ない、なおかつそれを耳で聞いている

他の人の心持ちまで悪くしないようにしよう。

その一言一語が自分のみでなく、すべての人々にいい影響を与えるし悪い影響もあたえる。

だから、常に積極的な言葉を使う習慣をつくりなさい。

習慣となれば、それはもうたいした努力をする必要はない。

つねに善良な言葉、勇気ある言葉、お互いの気持ちを傷つけない言葉、

お互いに喜びを多く与える言葉を使おう。

*****

以上が本よりの抜粋でした。


頭では、理解できていても、いつのまにか口にしてしまっている自分も・相手も傷つく言葉。

また、勇気をくじく言葉。。。。

習慣になるまでに、その危険な言葉たちが出てこないように、気をつけていなければならないです。

習慣になってしまえば、自然にいい言葉たちが、\出てくるようになるはずです!!


皆さん、まだ積極的な言葉が習慣になっていらっしゃらない皆さん!

来年こそ、天風先生のコレを実行してみませんか?

コレ=すべてのひとにいい影響を与える言葉、常に積極的な言葉を使うことを習慣にする。

私も、「ここだな」(新渡戸稲造の言葉11月16日のブログ)
http://mameno.blog.so-net.ne.jp/index/3 (上から3番目の記事)

積極的な言葉

忘れずに実行することを今からの目標にします!(もちろん今も実行中ではあります。)

最大目標は、習慣とすることができている!!です。 来年の3月までには、そうなっている!

4月からは、新しいピカピカの颯爽溌剌な女性になって、札幌市を闊歩している!ハズデス。

皆さんも、一緒に積極的な言葉なのかどうかを一瞬チェックしてから言葉に出すようにしていきませんか?

是非ぜひ、ご一緒に!

やろうと思えば、できるはずです。[手(グー)]


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【日々の小事で大事を見失わない】 新渡戸稲造 [言葉]

こんにちは。

運命を拓きゆく者へ

運命を拓きゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/11/30
  • メディア: 単行本



逆境を越えてゆく者へ

逆境を越えてゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本



人間は長く一つの事を続けると心身ともに倦む―― これは自然の法則で、誰でもが経験することである。

しかしこれは最も危いときであり、身心が疲れたときに弱点を突かれるほど怖いことはない。

どうすればよいか。

必要なのは、時々心を静めて、「自分は一体なんの目的でこんなことをしているのか

自らに問うことである。

これを怠ると、日々目の前にちらつき、右左から来る要求に応えるうちに

大事から遠ざかり、最後の目的を見失う恐れがある。

頑張りが弱くなる、こういうときこそ、最初の志を立てたときに戻って

気持ちを新たにすることだ。それがないと、途中の小事に気力も奪われ、

がんばりもきかなくなる。

・・・・・

以上が抜粋です。

このあと、祈り自分を越えた何者かに対して、自分の考えを述べて、力を求めることも、

弱くなってきた心を強くする秘訣であると、そしていっそうの自己修練を成すべきだと~書いてあります。

一日が、小さなどうでもいいこと、でもしなければいけないこと、

そればかりで終わってしまうと、虚しいですよね。


中村天風先生は、毎朝、鏡のなかの自分の顔を見て、志を何度も唱えたそうです。(声を出して!)

真剣に、自分の目を見つめて行うことで、最初の志を立てたときに戻れるのではないでしょうか。

毎日の祈りのように、毎朝自分に志を述べる、強く唱えることも、非常に有効だと思います。

それでは、また~ ♪

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【自己を高める心の準備】 新渡戸稲造 [言葉]

こんにちは。


運命を拓きゆく者へ

運命を拓きゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/11/30
  • メディア: 単行本



逆境を越えてゆく者へ

逆境を越えてゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本



【運命を拓きゆく者へ】 理想を携え、道は一歩ずつ

自己を高める心の準備 より

自己の成長と、世でいういわゆる成功とは、

稀には合致するが、多くの場合は相いれない。

なぜなら、立身出世の標準は外部に求められるが、

自己の成長は各自の内部の経験に基づくからである。

・・・

自己の発展とは、自己の内部の善性を高め、

悪性を矯正することである。

断じて自己の勢力を拡大することでも、

財産を増やしたりすることでもなかろう。

事業に成功したり立身出世したりすることは、

忌むべきことではなく、むしろ喜ばしいことではあるが、

これらは自己発展の一つの小経過に過ぎない。


以上、本より抜粋でした。

自己成長・自己発展・・・

私は、自己成長や自己発展の先に、社会的な成功があるのでは、と思っておりました。

指標が、比べるものさしが、それぞれ違うのだ・・・と言われると、

今まで出会ってきた人たちの顔を思い浮かべ、納得できる部分がありました。

商売は上手だけれど、いつも不満が一杯、機嫌の悪い人が、社長さんであったり、また

人徳あふれる、いつも朗らかで安心できる、そんな方、しかし、

ご商売のほうは、うまくいっていなかったり。


自己の内部の善性を高めること、悪性を矯正すること、とあるのは、

周囲の環境、時流・運などとは、関係なく、

周りとは離れたところに、影響されないところに、

自己の内部があり、それを耕すことなのだ・・・・と感じました。


そう、周りがざわついていようが、いまいが、私はここにいて、

その私を高めてくれるものは、私でしかないのだ!・・・と

周囲に心を乱されない自分をまず創る必要がありますね。

それでは、また~♪

【どんなに性質が異なっても・・・】 新渡戸稲造 [言葉]

こんにちは。




運命を拓きゆく者へ

運命を拓きゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/11/30
  • メディア: 単行本



逆境を越えてゆく者へ

逆境を越えてゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本



【運命を拓きゆく者へ】 より

どんなに性質が異なっても、

相手を悪くいってはならない。

性質のことなるものを

受け入れる度量を持つ、

そうすることで

自分の人間としての

大きさも増すのである。


以上が本よりの抜粋でした。



これは、新渡戸稲造氏が第一高等学校の校長をなさっていらした時に、

さまざまな排斥の運動が起こり、苦しい立場におかれているときのものだそうです。

新渡戸氏の言葉を読んでいると、心が大きくてホッとするのですが、

実は、苦悩の人でもあり、憂国の人でもあるのです。

こういう様々な試練・逆境が、まさに大きな新渡戸稲造氏を創ったのだな・・・と思います。



昨夜は「ここだな」の精神をすっぽりと忘れて、あとで自己嫌悪に陥った私は、

今朝この言葉に出会って、自分の度量の小ささをなんとかしなくては・・・と思ったのです。

自分を修正してくれる哲人たちの言葉!

もっともっと身近に、暗記して、心のポケットに入れておかなくては~♪

いつも心のポケットに寿文!!です。

それでは、また明日~☆
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【運命を拓きゆく者へ】 新渡戸稲造 [言葉]

こんにちは。


運命を拓きゆく者へ

運命を拓きゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/11/30
  • メディア: 単行本



運命を拓きゆく者へ 理想を携え、道は一歩ずつ 

(本の帯より)

目的は高い理想に置き、

それに到達する道は

臨機応変にとるべし、

というのが僕の考えである。

目的によっては

あり余るほどの道があるのだ。

外見的にはたびたび方法を

変えたように見えても、

最初の目的を最後まで

頑張り続けることは変わらない。

                         ―本文より

以上が、新渡戸稲造の言葉でした。


思わず、涙が出そうな、崇高な言葉でした。

【遠友夜学校】をご存知でしょうか。

私は札幌生まれなので、ときおり耳にしておりました。

新渡戸稲造氏と奥様が

学びたいけれど、貧しくて・・・という人々に、仕事をしながらでも通える夜学校を作ってくれたのです。

それが、【遠友夜学校】なのです。

http://www.city.sapporo.jp/kyoiku/youth/enyuyagakko/index.html 

http://www.s-shiryokan.jp/floor/enyuschool.sapporo.htm

http://www.hokudai.ac.jp/bureau/populi/edition22/kobore.html

この話は、ジーンとしますよ。

http://www.itscom.net/contents/maegumi/contents/essay/024.html

このブログには、この話のほかにも、新渡戸稲造氏に関するコラムがたくさんあります。
銀八先生こと福原好喜先生のコラムです。

http://www.itscom.net/contents/maegumi/contents/essay/bknumber.html
なんと、新渡戸稲造氏のお話がたくさん! 感激です!!


それでは、また~♪



【生命は向上する】 中村天風  [言葉]


中村天風一日一話 元気と勇気がわいてくる哲人の教え366話

中村天風一日一話 元気と勇気がわいてくる哲人の教え366話

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/08/06
  • メディア: 単行本



今日の言葉は短いですが、意味は深いです。

【生命は向上する】

人間の生命の力を、

向上的のものであると気づかぬ人は、

その一生を平凡無為に終わることとなる。

気づくことで、ただ流される人生、ただ生きている状態ではなくなる!と思いたいですね。

気づかないで・・・ではなく、生命は向上していくものだと気づいて、意識しつつ、実感しつつ、

毎日を成長の場にしていこうと思います!

「ここだな」という言葉には、自分を戒めるのみならず、ここが自己成長・向上のポイントになる・・という意味もあります。

「ここだな」は新渡戸稲造氏の言葉ですが、じつは新渡戸氏は若い頃、すぐに怒るタイプだったそうです。

それを直そうと様々試みて、夜に反省する時になぜ怒ったのかを紙に書くということを実践したそうです。

これは、効いたそうです。

同じことをダライ・ラマもおっしゃっていました。「紙に書きだす!」・・・と。

しかし、紙に書く・・・・ということは、すでにイラついている自分や、怒った自分がいるわけです。

***

紙を用意したり、ペンを用意したりせずにできる【ここだな】

イライラになりそうなその瞬間に【ここだな】と唱える!!!!

このほうが、未然に防ぐことができます!

【kokodana】 【cocodana】  

生命の向上に、役に立つ言葉だと実感しています!

あすは、友人と我が家でミニ・パーティーの予定でオヤスミします。
お料理がキレイにできたら、アップしてみようかな。

それでは、また~♪







【新渡戸稲造の「ここだな」】 実践してみてのご報告 [言葉]

こんにちは。
wallpaper03_1024_768本木雅弘.jpg

昨夜の【坂の上の雲】は、戦争に突き進んでいる日本・・・という感じでしたね。

正岡子規の妹の律のその後も出てくるかな・・・?と期待していましたが、今回はありませんでした。
・・・残念[たらーっ(汗)]

さて、新渡戸稲造の【ここだな】を11月16日にアップしてから、毎日実践していました。

http://mameno.blog.so-net.ne.jp/archive/20111116

かなり、自分の気持ちを抑えることのできる方法だったので、怒りっぽい方、イライラする方・・・などに効果的なのでは・・・と思います。

困ったとき、嫌だけれどやらなければならない時、などにもいいです。

そんなときに【ここだな】  ここにこそ、自分を成長させてくれる種があるのだ。・・・

と思ってください。

何かあったときに、すかさず【ここだな】そして、ここにこそ、自分を成長させてくれる種があるのだ。・・・です。

自分の成長・ステップアップにつながる・・・と思えば、どんなことでもグッと我慢できるものなのです。

まずは、自分がこうして強くなっていくことが、やがては人のためになるのだ。

そう思うと、「ほら」クリアできますでしょう ~~ 新渡戸稲造先生にたくさん感謝しなくては・・・

【ここだな】は簡単で、しかもとっても効きます!!とこれから広めていきましょう~~☆

皆さんも、どうかご協力を。またご自分でも是非ぜひ実践なさってみてくださいね[るんるん]



逆境を越えてゆく者へ

逆境を越えてゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本



【オリジナリティなんかに惑わされては駄目】 ココ・シャネル [言葉]

こんにちは。

【オリジナリティなんかに惑わされては駄目】

意外な言葉です。

ココ・シャネルのことを、独創性あふれる、斬新な人と思っていただけに、驚きます。

しかし、よく調べてみると、彼女の服のソースは、実は男性の服であったり、乗馬の世界の服であったり、

あるいは、水兵の服(セーラー服やボーダーの柄)であったり・・・・とオリジンは別なところにあるのです。

女性の服にポケットをつけたのも、男性の服についていて、便利だったからなのです。

そう、彼女はよく男性の服を着ていて(映画でも、あるように!)、その便利さ、機能性を周知の上で、女性にもこの活動性、機能性のある服を作りたくなったのでしょう。

ココ・シャネルがもてはやされた頃、「独創性あふれる」「オリジナリティあふれる」…と言われていたので、

それを揶揄するように、【オリジナリティなんかに惑わされては駄目】となったのではないでしょうか。

コレハあくまでも想像ですが。



あくまでも、真理をつく鋭い言葉・・・でもそこに、

「オリジンは別にあっても、誰もその価値に気がつかず、女性に使おうとも思わなかった。

それを見つけて作品にしたのは私よ。」という声が聴こえてきそうではありませんか。

彼女の自信が感じられます。

そして、彼女の非常に複雑な心理が詰まっていることも、そこに見て取れるのです。

今日は、久し振りに ココ・シャネルでした! 


シャネル―人生を語る (中公文庫)

シャネル―人生を語る (中公文庫)

  • 作者: ポール モラン
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2007/09/22
  • メディア: 文庫



【「ここだな」という観念】 新渡戸稲造 逆境を越えてゆく者へより [言葉]

こんにちは。
昨夜の噴水・・・一体どこにあるのか書き忘れました。
札幌市です。
http://www.sapporo-park.or.jp/moere/index.php

さて、今日も新渡戸稲造氏です。

「ここだな」という観念

札幌で教えていたころ、学生と一緒に「ここだな」という観念を持つようにしようと相談し、

この「ここだな」という言葉が学生の間で一つの術後のようになったことがあった。

心理学・倫理学から論じれば、善と悪の区別をはっきりさせることはなかなか難しい。

しかし、日常の事柄については善悪の判断に迷うことは極めて少ないはずである。

・・・・・

判断がついたら、善い考え善い行いは実行に移す。

そして実行に移す時、「ここだな」と力を込めて行う。

また、惰性に流されそうになったら、自分が日頃戒めているのは「ここだな」と反省する。

どんな些細なことでもよい。

自分の志を立てたことに接したら「ここだな」と思いさえすれば、

志は継続され目的を達することができるはずだ。

・・・・・

克己を実践するのは「ここだな」と思えば克己は継続され、いつしか自分のものとなる。

人が注意を払わないような些細なことでも、気を付けていれば継続心を磨く材料になる。

「ここだな」という観念に気がつかずに見過ごしてしまうような小さな行いの中にも、
偉大な原則が含まれているのだ

そうした小さな行いを継続しているうちに偉大な原則が会得されるのではないかと思う。

以上が本からの抜粋でした。

なんて簡単な言葉「ここだな」!!

これ、社会の中でも、学校教育でも、日常でも、自分の注意をそこに向けるいい方法だと思いませんか?

「ここだな」・・・とても気に入って、先ほどから「ここだな」を連発しています。

今日からの合言葉「ここだな」です!

ちょっとは注意深くなって、成長できるかも~!

いいことをするときにも「ここだな」と力を込める・・・とあったので、

このブログを書いている今も「ここだな」のパワー注入中です。

今日も読みにいらしてくださり、ありがとうございます。「ここだな!」




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【順境にあるとついつい油断が生まれる】 新渡戸稲造 [言葉]

こんにちは。
久し振りに【逆境を越えてゆく者へ】からです。

逆境を越えてゆく者へ

逆境を越えてゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本



順境にあるとついつい油断が生まれる

順境とは自分と境遇との調和がうまくいった時

日本の諺に「油断大敵」というのがあるが、東西の聖人たちはいずれも順境の時の危険性を説いている。

・・・・では、順境とはどういうことであろうか。

僕は、自分の望むように事が進行する場合を言うのだと思う。

つまり、自分と境遇との調和がうまくいったときである。

・・・・・

人と生まれて秋に逢わない人間はいないと言うが、その代わりに春に逢わない人間もいない。

・・・・・

天は悪人にも善人にも同じ雨を降らせると言うが、これを裏から見れば、

雨は人によって善いものにもなり、悪いものにもなる、という意味が含まれている。

・・・・

人の幸不幸、境遇の順逆はそれぞれの立場によって違うのだ。

境遇そのものに順とか逆とかの性質が絶対的に付随しているのではないと思う。

以上が本よりの抜粋でした。


なるほど、順境だ、逆境だ、と意味をつけているのは、自分を含めた人間なのですね。

境遇はただそこにあるだけで、それを周囲と比べる事で出て来る感情から、意味をつけている!


それが、普通のことさ・・・・と思えば、なんでもないことを

「順境だ」と思ってしまうこと、または「逆境だ」と思ってしまうこと

そこから、問題が発生してくるように感じました。

たんたんと受け止めること・・・も、大切なことですね♪

それでは、また明日~~♪



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【勇気づける言葉】 中村天風 [言葉]

こんにちは。

ほんとうの心の力

ほんとうの心の力

  • 作者: 中村 天風
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本



『勇気づける言葉』

相手のいった言葉にひっかからないようにしなさい。

すぐ引っかかってしまうんだから、わざわざ引っかかりにこっちから行くあわてものがいる。

とにかく一日の人生を生きるときに、お互いの気持ちに勇気をつける言葉、喜び合う言葉、

聞いてもなんとなく嬉しい言葉を言い合おうではないか。


人間の気持ちは誠に恐ろしいものである。

たとえ医学上からみれば助からないような病人でも、こちらが元気で積極的態度のときには、

その人間の状態がずうっと良くなってしまうものだ。

わたしはそれで、どれほど危篤になっている人間を助けてきたかわからない。

「さあ心配するな! 俺が来たからもうだいじょうぶだから、いいか!

俺が駄目だといったら覚悟しろ。俺が駄目だといわなければ大丈夫だから!」

というと、ずうっと勇気が出てくるものです。


だから私はいつもいう。

お互い勇気づける言葉、喜びを与える言葉というような

積極的な言葉を使う人が多くなれば、

この世は期せずして、もっともっと美しい平和な世界になる。


以上が本からの抜粋でした。

言葉も、使い慣れていないと、なかなかちょうど良い言葉が出てこないように感じます。

慰めてあげたいときにその言葉が出てこなかったり、難しいものです。

しかし、いつも積極的な、お互いに気持ちが良くなる言葉、勇気づける言葉を発そうと、

心に決めて意識していくことで、だんだん出てくるようになってくると思います。


心を決めて意識しながら、言葉を発していく練習をして、

お互いが喜びとなる、嬉しい言葉を発して、

美しい世界、平和な世界になってくようにしたいです!


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【黒のシンプリシティ】 ココ・シャネル  [言葉]

こんにちは。




1910年のパリ 

オペラ座で上演された ロシア・バレエ『火の鳥』はパリッ子たちを熱狂的センセーショナルに巻き込んだ。

舞台に繰り広げられたエキゾチックな極彩色のファンタジーは強烈なインパクトを放ち、

芸術からモードまで、すさまじい影響をあたえた。

・・・

けれどもシャネルはポワレ(ポール・ポワレ=その当時のモード界の支配者的存在)が広めた

「色彩のゴージャス」に拒絶を突きつけた。

かわりにシャネルが選んだ色は「黒」である。

それまで喪服にしか使われることのなかった黒をシャネルはあえてシンボル・カラーに選び取ったのだ。

色の禁欲。

それがシャネルの核心だった。


以上が本よりの抜粋でした。

シャネルはオペラ座で女性たちが競い合って色とりどりの服を見にまとっているのを見て・・・

「こんな色ってないわ。 この女性たちに、わたしは黒を着せてみせる・・・。」

その決意の通りに、シャネルは黒をはやらせることになり、新しい世紀の色となっていきます。

アンチ・ゴージャス!の思想。

黒は全ての色に勝つ! 白もそう!

二つの色には絶対的な美しさがあり、完璧な調和がある。・・・・との発言していたらしいです。

ボードレールの言葉もその思想にぴったりです。

「エレガンスは絶対的なシンプリシティにある」と。

ココまでは本のまとめでした。



色に埋め尽くされて、窒息しそうだったシャネルは、シンプルな色と形を追求していきます。

黒・白・実用的・・・どれも今のファッションにいまだに息づいています。

シャネルはまた、本物の宝石をお金の力の象徴と嫌悪して、自らの名前を冠したイミテーションの装飾品を創っていきます。

「ビジュウ・ファンテジー」と名づけられ、イミテーション・ジュエリーを流行させます。

そのほかにも、ショルダーバッグ=両手を自由にするため

リップスティック=外出先で手軽に化粧直しができるように

・・・と新しい感覚で今まで使っていたものに、革命を起こしていきます。

特に、どれが本物なのかをわからなくして、皆を困惑させたイミテーション。

お金に直結しているファッションを見せびらかすようでは、

エレガンスを感じさせない!と主張しているようにも感じます。

たった一人で、当時のモード界へ挑戦し続けるシャネル。

この迫力の女性に感服です。



【息をしている自分を感じる】 [言葉]

こんにちは。
読みにいらしてくださり、ありがとうございます。


「息をしている自分を感じる」です。
道元「禅」の言葉―ゆっくり読む、ゆっくり生きる (知的生きかた文庫)

道元「禅」の言葉―ゆっくり読む、ゆっくり生きる (知的生きかた文庫)

  • 作者: 境野 勝悟
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2008/11/20
  • メディア: ペーパーバック



「自分で呼吸できる」ことの尊さ

金がなくては、生きていけない。

誰もが、そう思い込んでいる。

たしかに、金がなくては、どうしたって生きてはいけないのは、事実だ。

道元は、人が生きているためには、

まず、自分の鼻から出入りしている呼吸が最も必要であることを、

しずかにしみじみと考えなさい、と、いう。

・・・・自然の空気がなくなったらどうなるか。

皆一瞬のうちに死ぬ。

鼻も鼻の穴も呼吸も、

全部宇宙の生命の賜物なのだ。

以上が抜粋でした。


息をしていること自体が、宇宙の力が及んでいるのだと思います。

その宇宙の力が自分の体に充分に及んでいることを

喜びを持って受け入れ、感じること。

目に見えていない、エネルギー、呼吸、そして心・・・

ふだん意識に上らないところにも、宇宙の力が届いていることを感じると、

感謝でいっぱいになります。

その感謝も、宇宙の力がココまで来ているからこそ、できるのです!!

それでは、また明日~~♪ あっ、今夜は満月です☆






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【心の態度】 中村天風~天風哲学の根本的な考え方 [言葉]

こんにちは。

天風先生自らが、天風哲学の根本的考え方・・・と述べられている箇所をご紹介します。

運命を拓く 天風瞑想録

運命を拓く 天風瞑想録

  • 作者: 中村 天風
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/01/20
  • メディア: 単行本



「この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。

この世は、本質的に楽しい、うれしい、そして調和した美しい世界なのである」

・・・ところが、多くの人は、これを信じないどころか思おうともしないで、

苦痛と、苦難と、失望と、煩悶に満たされているのが、この世であると考えている。


「ああ、幸せだなあ、と思うようなことは、運命的にも、健康的にも、一度も味わったことがない。

だからそう簡単にはおもえない。」と言う人がいるならば、

それは結局、心の態度が変わっていないからで、心の態度を変えない限り、思いたくとも思えない。

天風哲学は、たとえ人生に苦難や苦痛はあろうとも、それを心の力で喜びと感謝に振り替えていくのである。

心が積極的になれば、振り替えることができるのである。

天風哲学が、世界的にユニークであるというのはここであり、同時にここが最も重要な点である。

であるから天風哲学は、神秘的な宗教的な信仰で導くような、価値のない教え方を断じてしないのである。

「いかなる場合にも、常に積極的な心構えを保持して、堂々と人生を活きる

ここに天風哲学の最も重点が置かれていることを忘れてはいけない。

以上が抜粋でした。

病で弱っていた天風先生が、カリアッパ師に付いていたときに、

師に「お前は世界一の幸せ者だ。」と言われました。

しかし、天風先生は「その意味が私にはわかりません。」と答えたのです。

「・・・苦しい病に虐げられながらも死なずに生きているじゃないか。

その生きているという荘厳な事実を、なぜ本当に幸せだと思わないのだ。

苦しいとか、情けないと思えるのも、生きていればこそではないか。

生きているのは、造物主がまだ殺す意志がないから、守ってくだされているのだ。

それを幸せと思わないのか。お前は罰当たりだ。」

この言葉に声もでなかった・・・・とあります。

その言葉あって、天風哲学へとつながっていくのだと思います。

天風先生がカリアッパ師に出会うことで、気づき、学び、形にしたことを、

こんどは、私たちが次の世代に伝えて生きたい!

地震・原発・洪水・経済不安・・・等の世界にある『負』を私たちと次の世代が

心の力で生きている喜びと感謝に振り替えていかなくては・・・と思うのです。

今日も、読みにいらしてくださった方々、ありがとうございました。




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【わたしにとって贅沢といえば・・・】 ココ・シャネル [言葉]





上の本より~シャネルが作家ポール・モランに語った言葉

私にとっての贅沢といえば、昔から変わらず続いているものだ。

「歳月に磨かれた」オーヴェルニュ地方の立派な家具、どっしりと重たくて地味な田舎の木、
紫がかった桜の木、艶出しで磨かれて黒光りしている梨の木・・・

わたしは貧しい子ども時代をおくったと思い込んでいたのに、
実はそれこそ贅沢なのだと気づいたのだ。

オーヴェルニュでは、すべてが本物で、大きかった。


映画にもなっていたのですが、ココ・シャネルは12歳から約5年間ほど、孤児院で過ごしています。

その孤児院時代のことをひたすら隠し続けながらも、自分のルーツとして認識し、

その飾らぬ力強さに魅かれている自分がいることに気がついたのだと思います。

あの、そこから抜け出して、都会へ行きたかった若き日を思い出しつつも、

『そこ』に自分の描く本物があったことを認めています。

アンチ・ゴージャス、アンチ・見せかけの美 

「大袈裟なのは個性を殺すのよ。表面的なものはみな値打ちを下げてしまう。」

あの時代にあれだけ新しいモードと思われていたココ・シャネルも、

実は昔から続いているもののなかに美を見いだし、

それをルーツに作り上げていたと言う事がよくわかります。


ただ、それまでのモード界では、取り上げられなかった静粛な色を使い、

シンプルな修道服のような裁断・・・

そこが、都会の人々が着るには、眼に新しく映ったのですね。


私たちも、古くからあるのもなのに、何故か新しく感じることがあります。

古くからあるものが、時代を経て、いらぬものをそぎ落としていくうちに、

より洗練されて、本当に必要な線だけが残っていく・・・

残っているもののなかに本物はあるのだ・・・と、そういう眼を持って見てみよう~♪

それでは、また明日~~今日もお読みいただき、ありがとうございました!!




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