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【順境にあるとついつい油断が生まれる】 新渡戸稲造 [言葉]

こんにちは。
久し振りに【逆境を越えてゆく者へ】からです。

逆境を越えてゆく者へ

逆境を越えてゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本



順境にあるとついつい油断が生まれる

順境とは自分と境遇との調和がうまくいった時

日本の諺に「油断大敵」というのがあるが、東西の聖人たちはいずれも順境の時の危険性を説いている。

・・・・では、順境とはどういうことであろうか。

僕は、自分の望むように事が進行する場合を言うのだと思う。

つまり、自分と境遇との調和がうまくいったときである。

・・・・・

人と生まれて秋に逢わない人間はいないと言うが、その代わりに春に逢わない人間もいない。

・・・・・

天は悪人にも善人にも同じ雨を降らせると言うが、これを裏から見れば、

雨は人によって善いものにもなり、悪いものにもなる、という意味が含まれている。

・・・・

人の幸不幸、境遇の順逆はそれぞれの立場によって違うのだ。

境遇そのものに順とか逆とかの性質が絶対的に付随しているのではないと思う。

以上が本よりの抜粋でした。


なるほど、順境だ、逆境だ、と意味をつけているのは、自分を含めた人間なのですね。

境遇はただそこにあるだけで、それを周囲と比べる事で出て来る感情から、意味をつけている!


それが、普通のことさ・・・・と思えば、なんでもないことを

「順境だ」と思ってしまうこと、または「逆境だ」と思ってしまうこと

そこから、問題が発生してくるように感じました。

たんたんと受け止めること・・・も、大切なことですね♪

それでは、また明日~~♪



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