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【オリジナリティなんかに惑わされては駄目】 ココ・シャネル [言葉]

こんにちは。

【オリジナリティなんかに惑わされては駄目】

意外な言葉です。

ココ・シャネルのことを、独創性あふれる、斬新な人と思っていただけに、驚きます。

しかし、よく調べてみると、彼女の服のソースは、実は男性の服であったり、乗馬の世界の服であったり、

あるいは、水兵の服(セーラー服やボーダーの柄)であったり・・・・とオリジンは別なところにあるのです。

女性の服にポケットをつけたのも、男性の服についていて、便利だったからなのです。

そう、彼女はよく男性の服を着ていて(映画でも、あるように!)、その便利さ、機能性を周知の上で、女性にもこの活動性、機能性のある服を作りたくなったのでしょう。

ココ・シャネルがもてはやされた頃、「独創性あふれる」「オリジナリティあふれる」…と言われていたので、

それを揶揄するように、【オリジナリティなんかに惑わされては駄目】となったのではないでしょうか。

コレハあくまでも想像ですが。



あくまでも、真理をつく鋭い言葉・・・でもそこに、

「オリジンは別にあっても、誰もその価値に気がつかず、女性に使おうとも思わなかった。

それを見つけて作品にしたのは私よ。」という声が聴こえてきそうではありませんか。

彼女の自信が感じられます。

そして、彼女の非常に複雑な心理が詰まっていることも、そこに見て取れるのです。

今日は、久し振りに ココ・シャネルでした! 


シャネル―人生を語る (中公文庫)

シャネル―人生を語る (中公文庫)

  • 作者: ポール モラン
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2007/09/22
  • メディア: 文庫



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