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【あなたが上機嫌でありますように。】 [アランの幸福論]

こんにちは。

アランの言葉です。

あなたが上機嫌でありますように。

これこそ交換し合うべきものである。

これこそみんなを、まずは贈る人を豊かにする真の礼節である。

これこそ交換することで増えていく宝である。



アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



逆境を越えてゆく者へ

逆境を越えてゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本



上の言葉に呼応するかのような新渡戸稲造の言葉があります。

一人の利益は万人の利益、

一人の苦しみは万人の苦しみ、

一人の喜びは万人の喜びと考えれば、

世界は美しい調和に達する。



以上が抜粋でした。*****



微笑みでいることができる

気分よくいることができる

上機嫌でいることができる

幸せでいることができる

・・・・

これらができていることは、一人のことではなく、

皆にエネルギーとして伝わり、どんどんと広がっていく

まさに、一人から万人へと伝わっていく

あなたが上機嫌を伝えることで、相手は悪い状態と交換して、新しい良い機嫌の状態となっていく



一人が相手の人に伝えることで、相手の人がまた次の人へ伝えることができる

その次の人が、また次の人へ


そうしていくことができれば、世界が美しい調和に達するそうです。

まずは、あなたから~~~~☆

まずは私から~~~☆

さあ、今日も機嫌よく!!!


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【待っているだけでは幸福になれない】 100分de名著 [アランの幸福論]

こんにちは。昨日の続きです。


アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



本文より抜粋します。*****

私たちは自分の誕生を選ぶことができません。

自分で自分を産むことは不可能で、呼吸したり食べたりすることからしても、

空気や食べ物といった外部の何かに依存しなければ生きていくことはできず、

人は生まれながらにして、本質的に「依存的な存在」と言えます。

しかし、その空気や食べ物など私たちが依存しなければならない外部のものは、

私たちがいなくても存在しつづけます。

「自然」とは元来そういうもので、相互依存ではないのです。

もちろんある程度は所有したり栽培したり狩猟したりして自分のものにできる部分はあるけれども、

絶対に意のままに操ることはできない、言うことを聞いてくれないし、私たちを脅かすこともある。

すなわち、私たちの意のままにならないという意味では、

外部にあるもの(自然)とは、潜在的に「悪しきもの」であるのです。

以上が抜粋でした。*****

この「意のままにならない悪しきもの」は本当は善悪などなく存在しているはずなのですが、

私たちの中で、「悪しきもの」というレッテルを貼ってしまっている=悪しきイメージが出来上がっている

・・・ということなのです。

これが、私たちの意識の中で固まってしまっている「固着状態」なのだそうです。

この固着状態が、自分以外のものに不平・不満・不幸を呼び起こしてしまっている原因とアランはみていたようです。

それを打ち破っていくには、自分の意志で持って、自分の判断で、みずから行動していくことであり、

その行動を楽しむことが大きなポイントだとアランは述べているそうです。

自分がしていることを楽しめるのは、能力の証だというのです。
「幸福は行動のなかにしかない」とさえアランは言っているそうです。

本文のなかに、ステキな言葉がありました。

結び目をほどく必要がある。

それは簡単なことではない。

誰もが良く知っているとおり、怒りと絶望はまず第一に克服しなければならない敵である。

それには信じなければならない。希望を持たねばならない。

そして微笑まねばならない。

そうしながら、仕事しなければならない。」

そう、固着とは、結び目がギューっときつくなっている状態に近いのですね。

まず、怒らず、おちこまずに、微笑みながら、少しずつゆるめていって、ほどいていく事なのだと

このプロポを読んでいて、イメージが浮かんできました。

自分以外の人に、伝えることの難しさも、まず微笑みから解きほぐしていくことではないでしょうか。

これも立派な行動!!なのです。





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行動の人アラン 戦地へ赴く 100分de名著 [アランの幸福論]

こんにちは。

【トップダウンの幸せ】はちょっと横において、

今日は、アランのエッ・・・と思う行動と、下の言葉をご紹介したいです。

【幸福とはすべて、本質的な意味において詩(ポエジー)であり、

詩という言葉は行動を意味する。】


アランは戦争に反対の立場にいて、しかも兵役は免除されていたにもかかわらず、

戦争に赴くのです。


アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



本から抜粋してみましょう。*****


彼は批判するだけではなく行動するべきであると考え、

「銃後の社会に蔓延するであろう欺瞞のほうが、自分は恐ろしい」。として従軍するのです。

また、「実はあの戦争の物語のなかに、ほかならぬデカルトの姿を見つけたかったからである。」

というように、デカルトが三十年戦争の志願兵であったことも強く意識していたようです。


アランがここで見たものは、(戦場で)極限の状態のなかで、

冷静に任務を実行する兵士たちの姿でした。

・・・・・(以下は、文章の順序を分かりやすいように多少変えてあります。mame)

現場では、誰もがきびきびと、確実に仕事をしなければならない。

アランは無名の若者たちの仕事ぶりを見て、

「ああ、これが人間なんだ」と実感したのです。

・・・・・

アランは「戦争は人々の退屈の現れである。

自分で不安をつくりだし、それに夢中になる。

そういう贅沢な感情が、貧しい人々にとっては最大の重荷になる」

と戦争と情念の関係についても述べています。

・・・・・

幸福は自分の「手づくり」である。

情念は「やぶだらけの広大な原野」である・・・

「情念を否定しようとしているわけではない」


情念は自分そのもので、そもそも情念を一掃するなど人間にはできません。

ですから情念を否定したり、それから逃げるのではなく、

この「原野」をみずからの手で開墾しなければならないのです。

そして、ここからがもっとも大切な部分ですが、

アランは情念を制御するための最高の治療薬は「高邁の心」であると説きました。

・・・・

高慢にも卑下にも陥らないぎりぎりのところで自分を大切にしながら、自分を形成し制御していく― 

これが言ってみれば「汝自身を知れ」という言葉の実践になります。

高邁の心を持って「自分の気分を開墾する」ことは、理屈で持って考えるのをやめ、 行動することです。

そしてその行動も人に命令されて行動するのではなく、

自分の意志でもって能動的に行動することだとアランは説いています。


「幸福とはすべて、本質的な意味において詩(ポエジー)であり、 詩という言葉は行動を意味する」とも言っています。

「ポエジー」とはフランス語で「詩」のことですが、ギリシャ語で「つくる」を意味する「ポイエイン」が語源です。

ですから「幸福はすべてポエジーである」とは、

「幸福は自分の力でつくりだすもの」と同義です。

この「つくりだす」という意味の「ポエジー」を、アランは「意志」「努力」「行動」という言葉で表現していくのですが、その前に、そもそもどうして「待っている」だけでは幸福になれないのかを考えてみましょう。

以上が、本よりの長い抜粋でした。*****

長すぎました。。。

情念の荒野・・・自分の荒れ狂った情念を静めてコントロールしていくために、その荒野を耕さなければならない・・・ということなのでしょう。

人間は生まれてそのままでは、粗野な人間となってしまうのでしょう。

耕すことで、より人間らしくなっていく・・・とそのように感じました。


高邁な~~という言葉は、じつは新渡戸稲造氏も好きな言葉ですよね。

高邁・・・という言葉は、実はアリストテレスもデカルトも使っていた言葉で、

過ぎると虚栄、不足だと卑屈になる心の持ち方。中庸の徳の一種となっています。

気高さ、自尊感・・・ともつながる言葉だそうです。


ポエジーに関しては、普段気に留めないことに、ふと気を留めたとき(これが行動!)

そこに焦点を当てたことで、光りだす世界☆

気に留めることがなければ、その幸福を感じられなかったであろう。

でも、気に留める事で、その世界が輝き、幸福感へとつながっていく。

そんなイメージが浮かんできました。

明日も、この続きを~と思っています。







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【まずは微笑み、そして幸福を勝ち取ろう!】 mame [アランの幸福論]

こんにちは。

今日は「100分de名著」の【アランの幸福論】からです。

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



今回は、テレビの番組からの言葉です。

【まずは、微笑み!】

この番組を見た方は、まさに「幸福」への道筋が開かれた~と言っていましたので、

わたしも書いちゃいましょう!

このブログをご覧になった方は、「幸福」への道が開かれたのです!


このシリーズを聞いて読んで感じたことは、【幸福は待っていてもやってきません。】

自分から幸福になろうとする意志が必要である。ということなのです。

また自己をコントロールすることで、幸福になることも、不幸のなかに入り込まないこともできる!ということです。

同じことをどのように受け取るのか・・・その自分の受け取り方!も、とても大切です。


あの人が、自分を幸せにしてくれる・・・・と思っていては、いつまでたっても幸せになれません。

自分、自分って、mameさんはかなりの自己中心主義者!と思われるかもしれませんが、

自分が幸福になることで、その周りの人も、その地域の人も、果ては地球の人々も幸福にしていくことができるのかもしれないのです。(ブログを見にいらしてくださっている方々も!!)

まず、自分がしっかりと幸福をつかみとって、人々にその光を照射していくこと!だと思うのです。

マザー・テレサが不幸な人々に慈しみの光を与えることができたのは、彼女が幸福のなかにいたからだと思います。

彼女が不幸のなかにいては、ほかの人々にあんなに優しくできたでしょうか?

彼女は、自分の使命を神様から与えられた使命をありがたく感じていたと思います。

人々のお役に立てること、神様がそばにいらして支えてくださっていることを、

幸福な気持ちで受け取っていたと思います。


また、アランは幸福であることを誓うことを提唱しています。

みなさんも、今年の目標として、しっかりと幸福になることを誓ってみませんか?

どんな中にも、幸福の種子はあるはずなのです。

私は、それを見つけることのできる自分でいるように、自らを律して生活してみたい!!と思っています。

そして、幸福であるために、読んだこと、見たこと、感じたことを皆さんにシェアしていきたいと思います。

(DVDをみていたら、燃えましたね!!)

幸福に燃えるmameより。


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【思いつめるよりも無頓着でいる】  [アランの幸福論]

こんにちは。

昨日は、とうとうお休みしてしまい、失礼しました!

さて、久々のアラン氏登場です。


では、本より~

思いつめるよりも無頓着でいる

考えをめぐらせているうちに、ばかばかしい考えや、大人げない考えにいたることがよくある。

とはいえ、これこそまさに精神衛生上よいことなのである。

・・・・・わたしなら思いつめているよりも無頓着でいるほうがいい。

75 精神衛生

******

以上が、本よりの抜粋でした。


ばかばかしい考えや、大人げない考えにいたることが、精神衛生上よい

・・・とあって、・・・・ えっ??と思いました。


同じところをぐるぐると回っているよりも、ばかばかしくても大人げなくても、

思いつめているよりも、いいということなのですね。


ブレイクスルーまではいかなくても、ちょっと違う考えが浮かんでくること自体が、

思いつめている状態から、一歩進んでいるのだなと思いました。


無頓着でいるほうが、本人にとって幸せなときって、あると思います!

元から無頓着系な私、なんだか得した気分です。

(周囲の迷惑を顧みず、こう思うところがまさに無頓着なんですね・・・アハハ)





アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本



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【坂道があなた方の足を鍛えるように・・・】 [アランの幸福論]

こんにちは。アランの「幸福論」より

あらゆる不運や、とりわけつまらぬ事柄に対して、

上機嫌にふるまうことである。

そうすると、坂道があなた方の足を鍛えるように、

こういうささいな心配事が、

かえってとても役に立つようになる。 

(74)

以上が本よりの抜粋でした。



アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



いい言葉ですね。誰もがイメージング、そして実感できることです。

日々の中で、心配事のまったくない日なんて数えるほどしかないのでは・・・

しかし、その小さな心配事も足を鍛えるように、私たちを鍛えてくれていて、

いつの日か役に立つのだ・・・と思うと、嬉しいです。

なんて、優しい言葉なんだろう~~と、ますますアラン氏が好きになってきます。

上機嫌に振舞うことは、すぐに不平を言うことが習慣のように、

上機嫌を習慣にし、上機嫌=普段にすることが、いいように思っています。

そこで、またまた登場!!!!!

「ここだな」を世界に広めていけば、世界中に上機嫌の人が増えていくのではないでしょうか。

皆さん、「ここだな」 にご協力を!  自己成長・ステップアップになります!

日本発信~~もったいないから~~

こんどは、日本発信【ここだな】です☆

効果が実感できた方は、是非ご一報くださいませ♪

また、【ここだな】をはじめて聞いた方は、昨日のブログ記事を是非ご覧下さい!!

それでは、また明日。




【100分de名著 アラン幸福論】 礼節について [アランの幸福論]

こんにちは。

きょうは、NHKの【100分de名著】合田正人先生のテキストよりです。

このテキスト、背景も一緒にわかって、内容が濃くて、オススメです!


アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



人とのつながりは「奇跡の場所」を一昨日アップしましたが、その追記になります。

アランと合田先生のことばを太字にします。

「奇跡」を自在におこすために必要なのが「礼節」です。

テキストの第3回 ダンスのように人とつきあうとあります。

ダンスのように、・・・ということは、つかず離れず・・・という意味でしょうか。 

『自分の苦痛が他人を傷つける』・『伝染する情念』・『他人を「悲しみの捨て場所」にするな』・・・とが書かれていて、次に『礼節とは何か』とあります。

他の人に悪影響を及ぼさないで、人と関わる方法として、

この「礼節」が大切なのだということがわかります。

他人に礼節を尽くすなんて、当たり前のことじゃないかと思うかもしれませんが、

実は、「幸福論」の核心はここにあります。

私たちの内面のあり方として『高邁』、それに対して『礼節』は、他人との関係の中で表面化するもので、表裏一体のものであると考えたそうです。

礼節とは、情念に操られた無作法なふるまいを止めることです。

「笑ってすますものと決めておく」ということばが示すように、「ひとつの形を実践すること」なのですね。


・・・・礼節もまた、情念に対する体操そのものです。

ここで確認しておきたいのは、無作法が情念による自分との闘いである限り、

礼節は単に他人への態度ではなく、自分への態度でもあるということです。

「情念の伝染を阻止しつつ、喜びを伝染させる所作」こそが礼節なのです。

アランは「礼節は習得されるものだ」と明言しました。・・・「ダンスをするように習得する」


この修練があっての、一昨日の「奇跡の場」となるのだ!!

「魔術」とは、「礼節」だったのだ!!・・・とこの合田先生のテキストで知ったのでした。

合田先生、ありがとうございました。


そして、形が滑らかになるまでの修練って、日本の茶道・剣道・柔道・・・などの道に通じるもの。

また、楽器の演奏の過程にも、似ていて、「ああ、礼節を発揮するためにも、同じ道が必要なのだ」ということも知りました。

また、他人への態度=自分への態度でもあるという考え方、とても参考になりました。

きょうは、有意義な朝だった~~~♪と満足のmameでした。

読みにいらしてくださった方々、どうもありがとうございました!

それでは、また明日☆






【幸せを願う気持ちがあれば】 自分が強くなる [アランの幸福論]

こんにちは。

アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本



上の本より文章を抜粋してお届けしています。

【幸せを願う気持ちがあれば、すぐ幸せになれる】

・・・・

「今後は悪意に満ちた合図も、人の喜びをそぐようなどんな知らせも、

いっさい伝えないようにしよう」と。

こうして、本当はなんでもないことなのに、

悲しみを大げさに言うことでちょっとした不幸になってしまうようなあらゆる小さな不幸に対して、

まず自分が強くなることができる。

幸せを願う気持ちがあれば、あなたはすぐに幸せになれる。

・・・・・・

81 お祝いのことば

以上が本からの抜粋でした。(太字は私がいいな・・・と感じたところです。)


悪意に満ちた合図・人の喜びをそぐような知らせ

これらは人に伝えずに、自分の中からゴミ袋に入れてぎゅっとしばってしまいましょう。

そのギュッとしばるときに力がいるのです。人には伝えないという決意です。

小さな不幸も、まき散らすことはしない!

小さな幸せは、微笑とともにどんどんと広げる!

一人ひとりが、アランのこの言葉のように、ほんのちょっぴりと強くなることで、

小さな花が咲くのだと思います。

小さな花々があたり一面になったときのことを、想像してみてください~♪






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【人とのつながりは奇跡の場である】 アラン 私生活について [アランの幸福論]

こんにちは。

いつも読みにいらしてくださり、本当にありがとうございます。



アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本




今日は、【人とのつながりは奇跡の場である】    

くだもの一個であっても、おいしくなるように何か工夫ができる

結婚生活やその他のあらゆる人間関係なら、なおさらである。

・・・・

人とのつながりは、そのときの天候や風向きによって快適だったりそうではなかったりするような、

ちょっとした日かげの類とは違う。

そうではなく、自らが魔術師となって雨を降らせたり、よい天気にしたりするような、

いわば奇跡の場なのである。

36 私生活について

以上が本からの抜粋でした。


ええっ、今までは、強風にさらされ、雨に打たれ・・・てきたような気がします。

よけることや、やり過ごすことばかりを考えていて、自らが魔術師となれるなんて、思ってもいませんでした。

「工夫次第」で、風を送り、雲を移動させて、よい天気にすることもできるんだ!!

・・・と急にパワー百倍。さっそく実行してみたい。

早く皆帰ってこないかな~~♪

2日後に追記あります。そちらもどうぞ~☆



【むやみにスピードを求めない】 ありがちなこと! [アランの幸福論]

こんにちは。

アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本


上の本を読みながら進めています。

【むやみにスピードを求めない】

列車のスピードが遅いというだけでイライラする乗客がいる。

しかし面白いことに、彼は自分が出発する前に(あるいは降りてから)

この新型列車は今までの列車よりも十五分は早く着く、と

人に説明するのに十五分かけることはいとわないのである。

・・・・・

39 スピード

以上本からの抜粋でした。


面白くて、笑ってしまいました。

いつも競うようにどんどん速く、より高速に・・・のうたい文句につられて、

私たちは、つい速いほうを選んでしまいます。

それと同じ時間をどこかで無駄に使っているのにもかかわらず・・・

これって、時間のマジックですよね。

時間って、本当に不思議。

朝、「もうちょっと・・・」と思っていると、あっという間に20分たっていたり・・・

同じ20分、待たされているのだったら、もう嫌になっている頃です。

でも、アランが亡くなって60年・・・いまだに「むやみにスピードを追い求めている」私たち。

そろそろ違う方向へと向かう時だ・・・と思うのは、私だけでしょうか。








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【楽観主義をつらぬく】 克服すべき敵とは? [アランの幸福論]

こんにちは。

旭川、さむ~~い・・と思っていたら、

『寒さに負けない方法はただひとつ、寒さを喜ぶことだ。・・』と、アラン氏がおっしゃっていました。

旭川、寒くて嬉しい! ですね。


さて、今日は【楽観主義をつらぬく】です。

怒りと悲観こそ、まず克服すべき敵である。

信じ、期待し、ほほえみ、その上で、努力しなければならない。
・・・・

69 結び目をほどく

以上が、本よりの抜粋でした。


楽観主義を、ずっと自分の信条として続けていくには、やはり努力も必要だったのですね。

知らず、知らずのうちに、悲観的な考え方によっていったり、情報によってひきずられたり・・・

変化の激しい時代にあって、楽観主義をつらぬくのも、

つらぬきとおそうという強い意志が必要なのです。


そこで、mameよりの提案です。

楽観主義者の方と接する機会を持つことです。

一緒にいるとなんだか元気が湧いてきて、

いつのまにか悲観的な傾向が遠くに隠れてしまいますよ。

楽観主義者の努力家さんを見つけて、親しくなりましょう。


元気をもらって、自分も楽観的になることができたら、

こんどは、悲観的なお友達に、その元気をおすそ分けして、差し上げましょう。

そして、お互いにだんだんと、強い意志を持った楽観主義の人となっていくことが、

幸せな世界を作っていく道となるのではないでしょうか。


アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本



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【心から希望を持つ】 あらゆることが幸せの源になる [アランの幸福論]

こんにちは。

20 不機嫌 とあります。

「20」の意味は、きっと「プロポ」のことなのでしょう。

「プロポ」とは、語録・・・今のコラムのような、しかし、思いつくままに書くのではなく、

『1つの集中した考察のために立てた主題であり、それに向かうためには途方もない凝縮力を必要とする作業だ』とアラン自身が述べているそうです。

詳しくは、下の本にあります。

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



それでは、今日のプロポ20に入ります。

【心から希望を持つ】

どんなことも感謝してから受け取りなさい。

なぜなら、希望から理由が生まれ、

予兆から成功が生まれるのだから。

だから、どんなことでも縁起のよいことや明るい兆しにしてしまおう。

・・・・・・・

これは、なんにでも喜びを見いだしなさいということだけではなく、

心から希望を持てば、あらゆることが幸せの源になる、ということだ。

心からの希望には、ものごとの流れを変える力があるのである。

以上が本からの抜粋でした。


『心からの希望には、ものごとの流れを変える力ある』!! 

実にいい言葉です。 これは、手帳に書いておかなくちゃ!

先ほどの、プロポに関するアランの言葉の中にもあったように、

凝縮された言葉だから、普遍的・・・というか、

いろいろな場面にも、いろいろな人にも、いろいろな時代にもマッチするのだ、と感じました。

いい音楽も、いい言葉も、・・・いい芸術の中には、その中に凝縮されたもの、

思いが濃密に込められているから、地理的にも、時代的にも、離れているのに、

私たちの心にも訴えかけてきてくれるんだなぁ~~と一人納得、でした。


アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本



【さまざまな可能性・・・・】 アランの「ディオゲネス」より [アランの幸福論]

こんにちは。

アランの幸福論より

【さまざまな可能性を考えて決断する】

人が幸せを感じるのは、決断する時と、考えだすときだけである。

このことはトランプ遊びを見ればわかる。

いろいろな可能性を考えて決断する自分の力を、誰もがじっくりと味わっているのだ。

以上が本よりです。

アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本



「44 ディオゲネス」と最後に書かれているので、ディオゲネスという人の何かを読んでかんじたことなのでしょうか・・・・

ちなみにディオゲネスとは、電子辞書のブリタニカによると~~

ディオゲネス・アポロニア
ディオゲネス・シノペ
ディオゲネス・セレウケイア
ディオゲネス・ラエルティオス

・・・と4人の名前とその地名が出てきました。たとえば、シノペ出身のディオゲネス・・・と。

この中で、アランがここで取り上げたのは、このシノペ出身のディオゲノスではないかと思います。
あくまで、勝手な想像です。


紀元前412年ころに生まれ、紀元前324年ころに没し、逸話は多いがいずれも疑わしい。。。とあります。

無政府主義的なユートピアの生活を描いた『国家』という著作が残っているそうです。

キュニコス(犬)派の代表的存在で、「樽のディオゲネス」として有名だそうです。

社会的風習の蔑視の罪で告訴され、故郷を追放され、

アテネを出た後も、あらゆる慣習的行為や社会通念を軽視し、

極貧生活に甘んじた。

幸福はただ自然的欲求に従った苦労のない自由な生活、

すなわちソクラテス的な意志の強さによる節制と無恥の心に支えられて・・・・
(このへん理解できませんでしたが)

アリストテレスがその生活態度をとらえて「犬」と呼んだことから「キュニコス派」とよばれるようになった。



この慣習的な行為や社会通念を蔑視し守らないということを、自分の理念として決断し、

じっくりといろいろな可能性を考えてその生活を選んだという点。

その後の生活そのものよりも、その決断を下すまでのその時が

ディオゲネスの幸福であったのかもしれません。


決断といえば、今 瀧本哲史氏の「武器としての決断思考」を読んでいますが、

これは、大学生になってすぐに読むといい本です。

京都大学で『意思決定の授業』をなさっていらっしゃる方です。

若者にオススメ・・・必読だと思います。


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【意志の力を発揮する】 アランの「宿命」より [アランの幸福論]

こんにちは。

ミケランジェロのような人間を私がすばらしいと思うのは、あれだけの天賦の才能がありながら、

安楽な人生をわざわざ困難なものにする、その強烈な意志である。

この人物は、自分に満足することなどまったくなく、何かを学ぼうとして学校へ入ったとき、

本人が言うには、髪が真っ白だったということだ。

・・・・・・

いつだって今こそが意志の力を発揮するときだということである。

以上が本からの抜粋でした。

いい言葉ですね。 今こそ!!

『思い立ったが吉日』と『今こそ意志の力を発揮』を合言葉に出発~♪♪


アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本



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【困難こそ喜びをもたらす】 1860年から1951年まで生きたアラン [アランの幸福論]

こんにちは。

新渡戸稲造、中村天風、松下幸之助、             

皆さんの生まれは、順に1862年、1876年、1894年なのです。(ナポレオン・ヒル1908年生)

三名共に【困難こそ喜びをもたらす】と同じ意味のことを後世に残しています。


アランは、1868年生まれで、なんと1951年までご存命だったそうです。

日本の年代に置き換えると、明治元年に生まれ、昭和26年に亡くなられたということになります。

世界大戦は二つも経験し、世界恐慌も経験し、小さな時には、普仏戦争やパリ・コミューンもあった時代。

フランスに限らず、世界が大きく揺れていた時代だと思います。

そんなときに、哲学者がたくさん輩出され、世界の人々が傷ついたときの心の支えになっていたのではないでしょうか。

人々が外ではなく、内に目を向けて行くきっかけは、

自分の力ではどうしようもない、圧倒的な力に巻き込まれ、

周囲の人々を失ったことなのでは・・・・と思いました。


その苦しい状況、光が見えてこない状況で、

自分をしっかりと支えるために必要だったのが、

哲学だったのでは・・・と思いました。


【困難こそ喜びをもたらす】 今、渦中の方々にはそうは思えない・・・かもしれませんが、

そう思い込むことで、道が開けていくこともきっとあります。

だからこそ、この言葉が残って、伝わっているのだと思います。


上に記した方々のみならず、その時代の人々を支えていたのは、

この言葉だったのではないかと、思うのです。


あっ、今日は本からの文章の抜粋忘れました。

mameの今の気持ちでした。失礼します。



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アランの幸福論

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