【遠くに目をやる】 1.と 2.より [アランの幸福論]
こんにちは。上の本を読みながら進めています。
【遠くに目をやる】 1.
・・・・・
星空をながめるとき、あるいは果てしない海をながめるとき、
目の緊張が完全にほぐれる。
目がほぐれると心が解き放たれ、足どりも自信にあふれる。
自分の内部のすべて(臓器までも!)がほぐれ、しなやかになる。
だからといって、意志の力でむりやり緊張をほぐそうとしてはいけない。
・・・・自分のことを考えてはいけない。遠くに目をやろう。
【遠くに目をやる】 2.
人間の目は、はるか遠くを見つめると安らぐしくみになっている。
このことが、わたしたちに深遠な真実を教えてくれている。
・・・・・
以上が本からの抜粋です。
この深遠な事実とは、
宇宙へ目をやることは、実は私たちの本当の故郷である宇宙に目をやることだそうで、
『身体を宇宙に導きかえさなければならない』とありましたが、
その部分は、私にはまだよくわかりませんでした。
禅のように宇宙と一体感を持つ、宇宙と一つになることが、そのことかもしれません。
星空を見ることは、大好きです。
単純に楽しく、美しさにうっとりしているだけでしたが、故郷・・・と思ってみると、
また違って見えるかもしれませんね。
たまたま、ウォレス・ワトルズの 【THE SCIENCE OF GETTING RICH】をブログに書き始めました。
なんと、驚いたことに時代がほぼ同じ。
ワトルズが1860年生まれ。アラン1868年生まれ。
同じ時代の空気を吸っていたわけです。
二人ともに、同じ哲学に触れています。
デカルト・スピノザ・ライプニッツ・ショーペンハウエル・ヘーゲル・エマーソン・・・
たぶんに『宇宙一元論』と【この遠くに目をやる】も関係あるのではないでしょうか。
http://7766776.at.webry.info/
ご興味がある方は、上のブログにもいらしてくださいね! お待ちしています☆
【幸せをたくさんつくりだす】 アランの幸福論 [アランの幸福論]
上の本から、気になった文章・心にグッときた文章などをアップしたいと思います。
アランの【幸福論】より007
幸せをたくさんつくりだす
スピノザによると、人は感情を避けることはできないが、賢人は、自分の中で幸せな考えの領域を広くとっているので、それと比べると感情がとるに足らないものになるのだと言う。
スピノザの難しい思考回路はわからなくていい。
ただ言えるのは、わたしたちは自由に幸せをつくりだすことができるということ。
音楽を聞き、絵画を見、会話を楽しんだりすることから生まれる幸せと比べれば、
憂うつな気分などささいなことにしか感じられなくなる。
以上が本よりでした。
・・・うーん、憂うつな気分の時は、なかなか楽しむことが難しくなるでしょうし、
音楽を聞いたりすることまでに距離ができるように思います。
そんな時、もう一冊のNHK100分de名著のなかに、いいことが載っています。
心の強ばりを解きほぐすには、「身体的な運動」が、実は思わぬ処方箋になるのだそうです。
「あくび」 「しぐさ」 「微笑み」 などの、ささやかな運動。
mameの考えでは「深呼吸」も!いいと思います。
心と体って、本当に微妙なバランスの上に成り立っていると実感することって、ありませんか?
インフルエンザにかかって苦しいとき、幸せを感じることは無いでしょうし、
スゴク幸せなときに、じつは頭が痛い・・・ということもないですし。
脱線しました。
幸せをたくさんつくりだす。
それは、やはり自分がホッとできる時間 自分が落ち着く趣味 自分になれる空間 自分が自分でいることができることなのではないでしょうか。
その自分になれる術をたくさん作っておくと、また、選択肢がたくさんあると、それだけ幸せがたくさん作り出せますよ~~ということのようです。
あなたは、幸せを作り出そうというときに、どんなことをなさいますか?
アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)
- 作者:
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: ムック
【よい天気をつくり出すのも・・・】 アランの「幸福論」 [アランの幸福論]
こんにちは。
NHKで アランの「幸福論」やってるよ~と情報が入ったので、急遽テキストを買いに書店へ。
さっそく、ご紹介します。
アラン「幸福論」合田正人氏の解説です。本より抜粋します。
・・・・スイスのカール・ヒルティ、イギリスのバートランド・ラッセルのそれと並んで「世界三大幸福論」の一つと称されるのが、アランの「幸福論」です。
どんな本かというと、たとえるならば、
「寒い夜に湯気を立てている一杯の温かいスープのような書物」です。
生きづらさを感じさせるこの世の中に、まさに一筋の光を当ててくれる本ではあるのですが、
もちろん、「これを読めば幸せになれる!」などといったハウツー的な内容が書かれているわけではなく、れっきとした哲学に関する書物です。
・・・・・・
よい天気をつくり出すのも、悪い天気をつくり出すのも私自身なのだ。
以上が本からの抜粋でした。
11月の2日から始まっていたようですね。
第4回目が、11月23日の勤労感謝の日で休日にあります!午後10時~10時25分
第3回の再放送も23日にあります!! 午前5時35分~6時 ・ 午前11時30分~11時55分
これは、見なくては・・・と燃えているmameでした。
「寒い夜に湯気を立てている一杯の温かいスープのような書物」あなたもいかがですか?
アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)
- 作者:
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: ムック
NHKで アランの「幸福論」やってるよ~と情報が入ったので、急遽テキストを買いに書店へ。
さっそく、ご紹介します。
アラン「幸福論」合田正人氏の解説です。本より抜粋します。
・・・・スイスのカール・ヒルティ、イギリスのバートランド・ラッセルのそれと並んで「世界三大幸福論」の一つと称されるのが、アランの「幸福論」です。
どんな本かというと、たとえるならば、
「寒い夜に湯気を立てている一杯の温かいスープのような書物」です。
生きづらさを感じさせるこの世の中に、まさに一筋の光を当ててくれる本ではあるのですが、
もちろん、「これを読めば幸せになれる!」などといったハウツー的な内容が書かれているわけではなく、れっきとした哲学に関する書物です。
・・・・・・
よい天気をつくり出すのも、悪い天気をつくり出すのも私自身なのだ。
以上が本からの抜粋でした。
11月の2日から始まっていたようですね。
第4回目が、11月23日の勤労感謝の日で休日にあります!午後10時~10時25分
第3回の再放送も23日にあります!! 午前5時35分~6時 ・ 午前11時30分~11時55分
これは、見なくては・・・と燃えているmameでした。
「寒い夜に湯気を立てている一杯の温かいスープのような書物」あなたもいかがですか?