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【遠くに目をやる】 1.と 2.より [アランの幸福論]


アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本



こんにちは。上の本を読みながら進めています。

【遠くに目をやる】 1.

・・・・・

星空をながめるとき、あるいは果てしない海をながめるとき、

目の緊張が完全にほぐれる。

目がほぐれると心が解き放たれ、足どりも自信にあふれる。

自分の内部のすべて(臓器までも!)がほぐれ、しなやかになる。

だからといって、意志の力でむりやり緊張をほぐそうとしてはいけない。

・・・・自分のことを考えてはいけない。遠くに目をやろう。


【遠くに目をやる】 2.

人間の目は、はるか遠くを見つめると安らぐしくみになっている。

このことが、わたしたちに深遠な真実を教えてくれている。

・・・・・

以上が本からの抜粋です。


この深遠な事実とは、

宇宙へ目をやることは、実は私たちの本当の故郷である宇宙に目をやることだそうで、

『身体を宇宙に導きかえさなければならない』とありましたが、

その部分は、私にはまだよくわかりませんでした。

禅のように宇宙と一体感を持つ、宇宙と一つになることが、そのことかもしれません。


星空を見ることは、大好きです。

単純に楽しく、美しさにうっとりしているだけでしたが、故郷・・・と思ってみると、

また違って見えるかもしれませんね。


たまたま、ウォレス・ワトルズの 【THE SCIENCE OF GETTING RICH】をブログに書き始めました。

なんと、驚いたことに時代がほぼ同じ。

ワトルズが1860年生まれ。アラン1868年生まれ。

同じ時代の空気を吸っていたわけです。

二人ともに、同じ哲学に触れています。

デカルト・スピノザ・ライプニッツ・ショーペンハウエル・ヘーゲル・エマーソン・・・

たぶんに『宇宙一元論』と【この遠くに目をやる】も関係あるのではないでしょうか。

http://7766776.at.webry.info/

ご興味がある方は、上のブログにもいらしてくださいね!  お待ちしています☆






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【幸せをたくさんつくりだす】 アランの幸福論  [アランの幸福論]


アランの幸福論

アランの幸福論

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本


上の本から、気になった文章・心にグッときた文章などをアップしたいと思います。

アランの【幸福論】より007

幸せをたくさんつくりだす

スピノザによると、人は感情を避けることはできないが、賢人は、自分の中で幸せな考えの領域を広くとっているので、それと比べると感情がとるに足らないものになるのだと言う。

スピノザの難しい思考回路はわからなくていい。

ただ言えるのは、わたしたちは自由に幸せをつくりだすことができるということ。

音楽を聞き、絵画を見、会話を楽しんだりすることから生まれる幸せと比べれば、

憂うつな気分などささいなことにしか感じられなくなる。

以上が本よりでした。

・・・うーん、憂うつな気分の時は、なかなか楽しむことが難しくなるでしょうし、

音楽を聞いたりすることまでに距離ができるように思います。

そんな時、もう一冊のNHK100分de名著のなかに、いいことが載っています。

心の強ばりを解きほぐすには、「身体的な運動」が、実は思わぬ処方箋になるのだそうです。

「あくび」 「しぐさ」 「微笑み」 などの、ささやかな運動。

mameの考えでは「深呼吸」も!いいと思います。

心と体って、本当に微妙なバランスの上に成り立っていると実感することって、ありませんか?

インフルエンザにかかって苦しいとき、幸せを感じることは無いでしょうし、

スゴク幸せなときに、じつは頭が痛い・・・ということもないですし。

脱線しました。

幸せをたくさんつくりだす。

それは、やはり自分がホッとできる時間 自分が落ち着く趣味 自分になれる空間 自分が自分でいることができることなのではないでしょうか。

その自分になれる術をたくさん作っておくと、また、選択肢がたくさんあると、それだけ幸せがたくさん作り出せますよ~~ということのようです。

あなたは、幸せを作り出そうというときに、どんなことをなさいますか?





アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



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【よい天気をつくり出すのも・・・】 アランの「幸福論」 [アランの幸福論]

こんにちは。

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



NHKで アランの「幸福論」やってるよ~と情報が入ったので、急遽テキストを買いに書店へ。

さっそく、ご紹介します。

アラン「幸福論」合田正人氏の解説です。本より抜粋します。

・・・・スイスのカール・ヒルティ、イギリスのバートランド・ラッセルのそれと並んで「世界三大幸福論」の一つと称されるのが、アランの「幸福論」です。

どんな本かというと、たとえるならば、
「寒い夜に湯気を立てている一杯の温かいスープのような書物」です。

生きづらさを感じさせるこの世の中に、まさに一筋の光を当ててくれる本ではあるのですが、

もちろん、「これを読めば幸せになれる!」などといったハウツー的な内容が書かれているわけではなく、れっきとした哲学に関する書物です。

・・・・・・
よい天気をつくり出すのも、悪い天気をつくり出すのも私自身なのだ。

以上が本からの抜粋でした。

11月の2日から始まっていたようですね。

第4回目が、11月23日の勤労感謝の日で休日にあります!午後10時~10時25分
第3回の再放送も23日にあります!! 午前5時35分~6時 ・ 午前11時30分~11時55分

これは、見なくては・・・と燃えているmameでした。

「寒い夜に湯気を立てている一杯の温かいスープのような書物」あなたもいかがですか?
         



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