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【100分de名著 アラン幸福論】 礼節について [アランの幸福論]

こんにちは。

きょうは、NHKの【100分de名著】合田正人先生のテキストよりです。

このテキスト、背景も一緒にわかって、内容が濃くて、オススメです!


アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ムック



人とのつながりは「奇跡の場所」を一昨日アップしましたが、その追記になります。

アランと合田先生のことばを太字にします。

「奇跡」を自在におこすために必要なのが「礼節」です。

テキストの第3回 ダンスのように人とつきあうとあります。

ダンスのように、・・・ということは、つかず離れず・・・という意味でしょうか。 

『自分の苦痛が他人を傷つける』・『伝染する情念』・『他人を「悲しみの捨て場所」にするな』・・・とが書かれていて、次に『礼節とは何か』とあります。

他の人に悪影響を及ぼさないで、人と関わる方法として、

この「礼節」が大切なのだということがわかります。

他人に礼節を尽くすなんて、当たり前のことじゃないかと思うかもしれませんが、

実は、「幸福論」の核心はここにあります。

私たちの内面のあり方として『高邁』、それに対して『礼節』は、他人との関係の中で表面化するもので、表裏一体のものであると考えたそうです。

礼節とは、情念に操られた無作法なふるまいを止めることです。

「笑ってすますものと決めておく」ということばが示すように、「ひとつの形を実践すること」なのですね。


・・・・礼節もまた、情念に対する体操そのものです。

ここで確認しておきたいのは、無作法が情念による自分との闘いである限り、

礼節は単に他人への態度ではなく、自分への態度でもあるということです。

「情念の伝染を阻止しつつ、喜びを伝染させる所作」こそが礼節なのです。

アランは「礼節は習得されるものだ」と明言しました。・・・「ダンスをするように習得する」


この修練があっての、一昨日の「奇跡の場」となるのだ!!

「魔術」とは、「礼節」だったのだ!!・・・とこの合田先生のテキストで知ったのでした。

合田先生、ありがとうございました。


そして、形が滑らかになるまでの修練って、日本の茶道・剣道・柔道・・・などの道に通じるもの。

また、楽器の演奏の過程にも、似ていて、「ああ、礼節を発揮するためにも、同じ道が必要なのだ」ということも知りました。

また、他人への態度=自分への態度でもあるという考え方、とても参考になりました。

きょうは、有意義な朝だった~~~♪と満足のmameでした。

読みにいらしてくださった方々、どうもありがとうございました!

それでは、また明日☆






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