【幸せをたくさんつくりだす】 アランの幸福論 [アランの幸福論]
上の本から、気になった文章・心にグッときた文章などをアップしたいと思います。
アランの【幸福論】より007
幸せをたくさんつくりだす
スピノザによると、人は感情を避けることはできないが、賢人は、自分の中で幸せな考えの領域を広くとっているので、それと比べると感情がとるに足らないものになるのだと言う。
スピノザの難しい思考回路はわからなくていい。
ただ言えるのは、わたしたちは自由に幸せをつくりだすことができるということ。
音楽を聞き、絵画を見、会話を楽しんだりすることから生まれる幸せと比べれば、
憂うつな気分などささいなことにしか感じられなくなる。
以上が本よりでした。
・・・うーん、憂うつな気分の時は、なかなか楽しむことが難しくなるでしょうし、
音楽を聞いたりすることまでに距離ができるように思います。
そんな時、もう一冊のNHK100分de名著のなかに、いいことが載っています。
心の強ばりを解きほぐすには、「身体的な運動」が、実は思わぬ処方箋になるのだそうです。
「あくび」 「しぐさ」 「微笑み」 などの、ささやかな運動。
mameの考えでは「深呼吸」も!いいと思います。
心と体って、本当に微妙なバランスの上に成り立っていると実感することって、ありませんか?
インフルエンザにかかって苦しいとき、幸せを感じることは無いでしょうし、
スゴク幸せなときに、じつは頭が痛い・・・ということもないですし。
脱線しました。
幸せをたくさんつくりだす。
それは、やはり自分がホッとできる時間 自分が落ち着く趣味 自分になれる空間 自分が自分でいることができることなのではないでしょうか。
その自分になれる術をたくさん作っておくと、また、選択肢がたくさんあると、それだけ幸せがたくさん作り出せますよ~~ということのようです。
あなたは、幸せを作り出そうというときに、どんなことをなさいますか?
アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)
- 作者:
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: ムック
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