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【人生の浮き沈みは必定】 新渡戸稲造 [言葉]

こんにちは。 今日は、新渡戸稲造氏の心構えに対する考えを垣間見ることができる文です。


運命を拓きゆく者へ

運命を拓きゆく者へ

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/11/30
  • メディア: 単行本



本より抜粋してみましょう。*****

人生の浮き沈みは必定

僕は、準備がないために些細な不幸にあって青菜に塩のように憔悴してしまった人も見てきたし、

反対に思いがけない幸運を得たことで、友人を捨てたり女房を離縁したりした人も見た。

・・・・・・・

人生は間断なく変遷するものである。

そうした人生に処していくには、不動の態度を持つことが望ましい。

その態度を持ち続ければ、浮世の変遷がどれほど頻繁に起ころうとも、

また、自分の身の上をどんな浮沈が襲おうとも、その人そのものは変わることがない。

そうした落ち着きのある人を見ることは、ただその人を見るだけで一種の教訓と力を与えられ、人生の重い責任と幸福を感じさせられる。

*****以上が本よりでした。


まさに、そうありたいものだと思いました。

が、嬉しいことがあれば、浮かれ、ちょっとはめをはずしすぎたり、

悲しいことがあれば、意気消沈しすぎてしまったり・・・・の経験がたくさんあって、

そこ(不動の態度)に行き着くようにも思えます。

多数の経験の後に、人生は浮き沈みがあるものなのだと悟り、

いちいち周囲のことに翻弄されずに、淡々と「わが道を行く」というような生き方を

自分なりに見いだした時に、不動になれると思うのです。



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