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【喜びと幸せ】 こころのレシピ [幸せの哲学]

こんにちは。


こころのレシピ―幸せと不幸のルール

こころのレシピ―幸せと不幸のルール

  • 作者: クリストフ アンドレ
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本



本よりの抜粋です。*****

〈喜び〉と〈幸せ〉

ニコラと言う男性はこう語ります。

〈幸せ〉っていうのは、なんだか曖昧だよね。

それに比べたら、〈喜び〉のほうがずっとはっきりしている。

家族で集まってパーティーをした時、大切な仕事をやりとげた時、スポーツの大会で優勝した時、懐かしい友人に偶然再会した時、・・・・。

こんなふうに、いつどんな時に喜びを感じたのか、しっかり覚えているからね。

・・・・それに比べると、〈幸せ〉っているのは、もっと・・・心の奥で感じるもののような気がする。まあ、その分、不思議っていうか、神秘的なんだけどね。


では、〈喜び〉と〈幸せ〉のちがいとはなんでしょう?

なんといっても〈喜び〉が〈感情〉であって、それ以外のものではないということだと思います。

そのため、基本的には短い間しか続きません。

これに対して、〈幸せ〉は感情だけではなく、つねに〈意識〉と結びついているので、もっと長い間続きます。

《幸せは期間であり、歓喜は瞬間である》という言葉はこのことを言っています。

・・・また〈喜び〉はまわりで起きたことに対する〈反応〉であるため、多くの場合は外に理由があります。

これに対して〈幸せ〉は特に外に理由がないのに、心の中で自然に生まれることがあります。

〈幸せ〉は常に晴れやかなもので、「静けさ」や「穏やかさ」に近い性質も持っています。


以上が本よりの抜粋でした。*****


何か少し、はっきりしてきたように感じます。

私が自転車に乗り、風をきっているときに感じている〈幸せ〉は、実は〈喜び〉だったことがわかります。

その瞬間だけのものだったわけです。

もっとジンワリと長く続くもの、そして、心の奥から来るものが〈幸せ〉なのだそうです。

何か辛いことがあって、心が閉ざされている時に、その暗い心の鍵を開けてくれるパワーは〈喜び〉が持っていて、〈幸せ〉に近づける原動力になるのだそうです!

〈喜び〉をたくさん感じることが、何か鬱積している想いを突破していく力になってくれる!・・・そう言っても過言ではないでしょう。

小さな喜びを感じることが、心をマッサージしてくれて、ほぐしてくれて、より〈幸せ〉に近づくステップになると思うと、大切にしなくちゃ~♪と思います。

《喜びは幸せのなかで一番大きな要素であり、また幸せに一番近い要素である》
                                             アンドレ・コント・スポンヴィル

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