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〈幸せ〉と似ているけれどちがうもの [幸せの哲学]

こんにちは。

昨夜は、夢みました。

駅を降りると、あるはずのない青い大きな海がせりあがって見えて、驚きと感動。

真っ青な海・・・何を意味しているのかな?

あるはずのないところに感動があるよ・・・という意味かしら?



こころのレシピ―幸せと不幸のルール

こころのレシピ―幸せと不幸のルール

  • 作者: クリストフ アンドレ
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本



今日は、〈幸せ〉と似ているけれどちがうもの
本より抜粋です。*****

〈欲望の満足〉と〈幸せ〉

〈欲望を満足させる〉ことで、〈幸せになろう〉とした人が、取り返しのつかない過ちを犯してしまうことがある・・・

数多くのギリシア悲劇でも、登場人物が愛や権力や栄光を求め、その欲望を追求するがために苦悩し、あげくの果てに転落していくさまが描かれています。

これが〈幸せになろう〉としてひとのすることでしょうか?

〈幸せになろう〉とするなら、もっとほかのやり方があるのではないでしょうか?

また仮に〈欲望を満足させて、幸せを味わった〉としても、その幸せはすぐに消えてしまいます。

19世紀のイギリスの詩人で劇作家のオスカー・ワイルドはこう言っています。《人生における悲劇は二種類しかない。ひとつは欲するものを得られない悲劇。もうひとつは欲するものを手に入れた悲劇だ。》

仏教では、〈苦しみは欲望から生まれるため、苦しみから抜け出すには、欲望を実現させるのではなく、欲望を捨て去ることが必要だ。〉と言います。

この教えの意味するところは、〈欲しいのに手に入らないから苦しくなる。だから、欲しいと思うのをやめよう〉ということだと思います。

また、それを幸せに関連づけて言えば、〈物質的な目標を追うことで、幸せをつかもうとしてはならない〉と言うことであると思います。

物質的な目標は、仮に〈幸せ〉の役に立つことはあっても、〈幸せ〉そのものにはなりません。


〈幸せ〉について考える時、これは大切なことです。

以上が、本よりの抜粋でした。*****

一見、金銭的に豊かである、大きな会社を経営している、ステキな家に住んでいる、高級な車に乗っている・・・・などが、イコール〈幸せ〉にも思えるけれど、実はそれらの物質は〈幸せ〉に役には立つけれど、〈幸せ〉そのものではないのですよ!と言うことなのですね!

賛成! なぜなら、物質は壊れ、古くもなり、永久ではありませんし、いつもそこにあると、不思議なことにそこにあることが普通になってしまいますよね。つまり、いつもそこにあると、普通になって、幸せを感じなくなってしまうと言うことだと思うのです。

どんなに大きくてステキな家に住んでいても、変わらず掃除はしなくちゃいけない・・・となると、私は小さな家のほうが断然いいな!

お金も、高級車も、あってもいいけれど、いつもなくならないか、傷つけられないだろうか??とか心配事が増えますよね。

心に感じる〈幸せ〉って、そんな心配事や、古くなったり、壊れたり、がないことなんじゃないかな・・・・?と思うわけです。

いや、まだまだ結論を出すまでには時間がかかります。

(まだ14ページ・・・全部で296ページもある本なので・・・・)

そんなに簡単に結論を出さないのが、精神科医のようです。

mameの適当ピックアップで、大雑把ですがご紹介できるように~~と思っています。

明日もヨロシク~☆


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