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【心を定めて】 松下幸之助 [経営者の言葉]

こんにちは。

道をひらく

道をひらく

  • 作者: 松下 幸之助
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1968/05
  • メディア: 文庫



『心を定めて』

嵐が吹いて川が溢れて町が流れて、

だからその町はもうダメかといえば、必ずしもそうではない。

十年もたてば、流れもせず、傷つきもしなかった町よりも、かえってよけいきれいに、

よけいに繁栄していることがしばしばある。


大きな犠牲で、たいへんな苦難ではあったけれど、その苦難に負けず、

何とかせねばの思いにあふれて、みんなが人一倍の知恵をしぼり、

人一倍の働きを積み重ねた結果が、流れた町と流れなかった町のひらきをつくりあげるのである。

・・・・災害や苦難は、ないに越したことはない。

あわずにすめば、まことに結構。

何もなくて順調で、それが万事が好都合にゆけばよいのだが、

そうばかりもゆかないのが、この世の中であり、人の歩みである。

思わぬときに思わぬことが起こってくる。

・・・・いずれのときにも心を定め、思いにあふれて、

人一倍の知恵をしぼり、人一倍の働きを積み重ねてゆきたいものである。


以上が、本よりの抜粋でした。

『心を定める』こと、とは・・・

苦難、順調・・・そんな思いに安易に流されず、凡に堕さず・・・とあります。

何がきても、どんと構えて、怖れずに、浮つかずに、それに向かう心ではないでしょうか。

つい、いろいろなことが起こると心が乱れ、流されがちですが、

心を定めて向かおうと・・・・その心構えを決めることで、

きっと道が開けてくる!そう信じて進みたいです。



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