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【僕に届いた一通の手紙】 本木雅弘 [ホッとタイム ]



NHKスペシャルドラマ・ガイド 坂の上の雲 第3部 (教養・文化シリーズ)

NHKスペシャルドラマ・ガイド 坂の上の雲 第3部 (教養・文化シリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/08
  • メディア: ムック



今日は、『ちょっといい話』です。

NHKの年末のドラマ 【坂の上の雲】に関することです。

構想から12年 日本ドラマ史上最大のプロジェクトが完成をみる。

その最後の部である第三部ですが、上の本の中からちょっとご紹介しますね。

本木雅弘さんが、『僕に届いた一通の手紙』という文章を載せていらっしゃいます。

その手紙とは、なんと、秋山真之氏の次女の方からのお手紙だったそうで、

本木さんのその驚きと感動がこちらにまで伝わってきました。


その方が二歳の時に真之氏が亡くなられているため、

お父様とそっくりの本木さんが演じられているのを見て、

本当のお父様を想い、嬉しくてお便りしたのだろうなぁ・・・

・・と思うと、こちらまで胸が熱くなりました。


歴史上の写真を見ていると、本当に秋山真之氏と本木雅弘さんは、そっくりサンです!



私は実はテレビ嫌い・・・それなのに、このドラマだけは一年に一度の楽しみとして、毎回欠かさずに見ています。

それほど、原作のよさそのまま!

より身近に主人公たちの心の葛藤、心の機微が見て取れて、私は大好きなんです。

どなたかが、「これは戦争賛美の小説だ」とおっしゃったとか。。。。。

とてもそのようには感じません。


戦争にいやがうえにも巻き込まれた人々、そして軍人として戦わねばならぬ人とその家族の不安や、

無事に帰ってきてほしい願いを考えるに、とても賛美には思えないのです。

その当時のさまざまな葛藤がここにはあります。

結果だけではない、分厚い感情のつまりにつまっている小説だと思います。


ただ、事実を忠実に書こうとしたあまり淡々としてはいますが、

人間の感情をそこに捉えることが、読むほうの使命かな・・・なんて思っています。


ああっ、脱線。

とにかく、この【坂の上の雲】のドラマガイド、面白い! ですよ~♪


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