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【コピーされてこそ本物よ。】 ココ・シャネル [経営者の言葉]

こんにちは。


シャネル (講談社文庫)

シャネル (講談社文庫)

  • 作者: 藤本 ひとみ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/12/12
  • メディア: 文庫


上の本は伝記小説ですが、ココ・シャネルを知るにはオススメの本です。
彼女の辛らつな会話が臨場感溢れていて、その場で聞いているように感じます。


以下の文章は、『シャネル―最強ブランドの秘密』からです。(朝日新書 山田登世子 著)

『アイキュロスは著作権なんて取らなかったし、ペルシャの王はモンテスキューが盗作したといって訴えたりしなかった。』

『ラシーヌもモリエールも、教師たちが自分の作品を引用するといって文句を言ったことなど一度もない。

作品が剽窃されるのは、感嘆と愛のしるしなのだ。

まさにシャネルにとって、コピーとは広く大衆によって愛され、

認められること・・・「成功のしるし」以外の何ものでもなかった。

「サロン」にアンチしてモードをたちあげたシャネルは、「他のクチュリエにさからって」、

ストリートの力を理解していたのだ。


☆「よくできた服とは誰にでも似合う服である。」

☆「ストリートはサロンなんかよりずっと面白い」

街にただよっているものをキャッチして、それをかたちにすること。・・・


以上が抜粋でした。


どのデザイナーも著作権を取る事に躍起になり始めていた時代に、

ココ・シャネルは、一人反旗を翻していました。

このために7年間も生地を売ってもらえなかったほどだそうです。

しかし、彼女はそんなこと気にもせず、多くの人に受け入れてもらえる事を心の支えにして服を作っていたのです。

一匹狼的で、カッコイイ女性の代表ですね!

この時代のパリの空気を捉え、かたちにしていく ~ 親交のあった ジャン・コクトーもそうですが、

カフェで語り合い、ときには喧嘩に発展しながらも、「今、ここにいる」ことを享受するところから

作品につながっていく。

今を未来につなげていく・・・ここに、彼女の強み、成功の秘訣 があったように思います。



↓のURLはココ・シャネルの画像(女優さんがココを演じたのも混ざっています。)です。


http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B3%E3%82%B3+%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%83%AB+%E5%86%99%E7%9C%9F&hl=ja&client=firefox-a&hs=cfM&rls=org.mozilla:ja:official&biw=1280&bih=886&prmd=imvnso&source=lnms&tbm=isch&ei=TfStTtaTDYWfmQXEh4ztDg&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CCYQ_AUoAQ


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